【2024年】りうきうの逸材 – 仲里陽輝(前原2年)

先月22日から絶賛開催中の第106回全国高等学校野球選手権沖縄大会(以下夏の沖縄大会)は、ブログ主の予想を超えて左腕投手が活躍する大会となっています。左腕好きのブログ主から見たら絶頂ものの展開ですが、今回紹介する “りうきうの逸材” は前原高校2年の仲里陽輝投手です。

朝日新聞社のパンフレットによると仲里君の基本スペックは169㌢、59㌔で、現場でみたらパンフ記載通りの細身であり、たしかに身体はまだ全然出来上がってない感じでしたが、マウンドさばきを一目みて、彼が高い野球センスの持ち主であることは確信できました。

一言でいえば「なんでもソツなくこなすタイプ」であり、ストレートよし、制球よし、変化球もよし、牽制もよし、そして打力もあるという2年生とは思えない完成度の高さにビックリしたブログ主であります。野球センスなら当ブログで取り上げた崎濱投手(KBC)より上かもしれないです。

ただし(現場観戦した)首里高校との試合では5回終了時に降板し、本日(13日)のウェルネス戦でも途中降板していますので、もしかしてスタミナには不安があるのかもしれません。これから紹介する動画は首里高校との試合で対戦打者は4番(右打者)、2回裏のランナーなしの場面ですが完璧な投球を披露します。

首里高校との試合では6回からレフトに回りましたので、正直断言はできかねますが、仲里君も左打者は苦手にしているのではとの感はありました。次の動画は首里高校1番の神谷君(左)とのマッチアップです。

首里高校との試合で、ひとつだけ気になったのが意外に三振を取ってない点です。ただし、今前原守備陣は非常に動きがよかったので強いて三振を狙う必要がなかったのかもしれません。なお、最高速は球場ガンが非表示のためわかりませんが、バッター体感では130㌔中盤ぐらいに思えたかもしれません。

最後に、仲里君は、現時点でもかなりの完成度の高さを誇りますが、来年はさらなる高みを目指してほしいと切望するが故に当ブログに記事としてまとめた次第であります。

次回は、公式戦で衝撃のデビューを果たした沖尚の1年生左腕・末吉良丞君を紹介します。