今回は第74回沖縄県高等学校野球秋季大会(以下秋季沖縄大会)の準決勝、決勝で登板した末吉良丞投手(沖尚1年)の動画を紹介します。というのも、画質が悪いにも関わらず、前回紹介した記事のアクセス数が凄かったので、今回は画質の良い動画を撮影してきました。その中でも個人的にお気に入りの動画を紹介します。高校野球ファンのみなさん、是非ご参照ください。
10月5日、コザしんきんスタジアムでの準決勝は悪天候により2度の延長があったのですが、その悪条件のなかでも末吉君は辛抱強く投げ抜き、9回1失点12奪三振の好投を見せてくれました。さすが沖尚のエースナンバーを背負うだけはあります。
まずは準決勝1回表の投球練習の動画をご参照ください。軽く投げているように見えますが、バックネット裏で見たストレートはエグいの一言です。
【高校野球】令和06年10月05日付コザしんきんスタジアム(沖尚v宮古/1回表投球練習/投手末吉) pic.twitter.com/kml1LHQamP
— 年齢不詳、特技:歴史マニア(関係者にあらず)@おぎやかあいろむもい(口正しさある者) (@Ayirom_uji) October 17, 2024
そして最初のバッターから三振を奪う動画です。
【高校野球】令和06年10月05日付コザしんきんスタジアム(沖尚v宮古/1回表ノーアウトランナーなし・投手末吉/打者平良) pic.twitter.com/0LmFuesl2Z
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次は2回表、4番バッターに対する投球ですが、見た限り左打者には投げにくそうにしていました。その理由は簡単で、末吉君は腕を強く振って投げると、ストレートが抜ける傾向が強いのです。
令和06年10月05日付コザしんきんスタジアム(沖尚v宮古/2回表ノーアウトランナーなし/投手末吉・打者与那覇) pic.twitter.com/XybSjQyIWA
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実際にストレートが抜けまくる投球動画を紹介します。ただし現時点ではそこまで心配する必要はありません。
令和06年10月06日付コザしんきんスタジアム(沖尚vsエナジック/9回裏ノーアウトランナなし/投手末吉・打者イーマン) pic.twitter.com/qGFcao7eXE
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最後に、決勝戦9回裏ノーアウト1.2塁の投球動画を紹介しますが、フルパワーで投じたの末吉君のストレートのエグさがお分かりいただけるかと思われます。なお、このシーンをバックネット裏でみたブログ主は(あまりの凄さに)変な声が出そうになりました(笑)。
令和06年10月06日付コザしんきんスタジアム(沖尚vsエナジック/9回裏ノーアウトランナ1・2塁/投手末吉・打者砂川) pic.twitter.com/xosPHlgSa5
— 年齢不詳、特技:歴史マニア(関係者にあらず)@おぎやかあいろむもい(口正しさある者) (@Ayirom_uji) October 17, 2024
いかがでしょうか。今回は動画の大盤振る舞い(笑)ですが、末吉君の凄さを実感していただけると幸いです。現時点での彼は同時期の宮城大弥投手(興南→オリックス)より、平均球速で(推定)5㌔は速く、しかも夏の大会で見られたストレートのバラつきもある程度改善されており、県レベルではつけ入るスキがないかなと思わせるレベルです。
個人的に彼に求めるのは一つ、ストレートの質を可能な限り均一にすること、それだけです。準決勝、決勝でも腕を強く振ろうと意識すればするほどストレートが抜ける傾向が顕著でしたので、その点を時間をかけて改善すれば、3年次には日本を代表する左腕になること間違いない逸材です。なので、ブログ主は彼の成長を気長に、そして暖かく見守っていこうと決意しつつ今回の記事を終えます。