【2024年】りうきうの逸材 – 玉寄暉東(首里東3年)

りうきうの逸材シリーズの第三弾として、今回は玉寄暉東(たまよせ・あきと)投手を紹介します。ブログ主が彼の存在を知ったのは、先月23日の琉球新報スポーツ欄に「玉寄、直球せ締め11K / 3カ月で球速10㌔増」の記事を読んだのが初めてです。

その後QABのアーカイブ動画(首里東vs辺士名・北部農林)を視聴して、この “原石の素材” は是非見に行かないといけないと決意、そして今月6日の首里東vsエナジック戦を現地観戦した次第であります。

新聞報道によると、彼は先月22日の初戦で138㌔をマークと記載されてましたが、6日のコザしんきんスタジアムではスピードガン表示がなかったので、実際の球速を測ることはできませんでした。ただし、優勝候補筆頭のエナジック相手に、素材の良さを垣間見ることができましたので、当ブログにて紹介します。

まずは、先月23日の琉球新報の記事をアップします。

朝日新聞社が発行しているパンフレットによると、玉寄君は身長172㌢、体重65㌔とありましたが、実際には細身というより、ヒョロっとした印象すら受けました。ただしストレートは新聞報道通り、見るべきものがありました。まずはエナジック戦の投球練習の動画を紹介します。

ちなみにこの試合は、エナジックの打線が強力で、それに対し首里東は守備が弱かったせいもあり、12-0の5回コールドで敗れてしまいました。ただし彼はエナジック4番の龍山暖捕手を3打数無安打(1三振)に抑え込んでます。特に2打席目は内角に威力あるストレートを投げ込み、彼を内野フライに打ち取る投球は圧巻でしたので、動画を紹介します。

※この動画の4球目のファールの打球スピードを見たら、対戦バッターが “並” ではないことがお分かりいただけるはずです。

玉寄投手は、現代の高校生左腕では珍しい後ろを大きくとるタイプで、なおかつ足首の負担が大きい二段モーションにも関わらず、強く腕を振って威力あるストレートを投げ込むことができます。短期間で10㌔近く球速が増したということは、彼にとって最適の投球バランスを見出したということであり、それゆえにブログ主は彼に限りないロマンを感じ、そして今回の記事を作成した次第であります。

りうきうの逸材シリーズの第四弾は、仲里陽輝投手(前原2年)を紹介します。

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