ご存じかと思われますが、当ブログにて1月31日から複数回 “方言札 “ についての記事を配信しました。本来ならば2~3回程度で終わるつもりが、気が付いたら1カ月の長期に連載になってしまいましたので、読者の便を図るべくまとめページを作成しました。
あいろむノート – 方言札(7)
(続き)6回にわたって掲載しました “あいろむノート – 方言札” シリーズも、今回のまとめを以て〆ますが、これまでの当ブログにおける説明にて「方言札」は日清・日露戦役後に新しい時代に適応すべく、教育現場から誕生した件についてご理解いただけたかと思われます。
コザの終焉
既にご存じの読者もいらっしゃるかと思われますが、沖縄県の玉城デニー知事は16日の定例記者会見で、2023年8月25日~9月3日に沖縄アリーナで開催された「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の沖縄ラウンドによる県内での経済波及効果(速報値)が107億2千万円だったと発表しました。(令和06年2月16日付琉球新報電子版より)
あいろむノート – 方言札(6)
(続き)今回は、アメリカ世時代の教育現場における「方言札」の運用について、新崎盛暉(あらさき・もりてる)先生の証言を紹介します。戦後の方言札運用について、ブログ主も伝聞ベースでは知ってましたが、それでも新崎先生の証言内容には驚きを覚えましたので、証言全文を紹介します(以下証言)。
あいろむノート – 方言札(5)
(続き)今回から2回にわけて、戦前と戦後の「方言札」に関する興味深い証言を紹介します。まず最初に、昭和16年(1941)ごろの国民学校(当時の小学校)での方言札の運用について、「那覇市史」に貴重な証言が掲載されていましたので、全文を書き写しました。
あいろむノート – 方言札(4)
(続き)今回は、現時点で蒐集した史料を基に、ブログ主なりに昭和15年(1940)1月の「方言論争」について説明します。というかこの案件、「はじめはニワトリのつもりが、だんだんアヒルになった。めまぐるしいので私自身とまどった」と吉田嗣延氏が証言している通り、単なる座談会での討論がマスコミ上に登場するや、一気に火がついた感があります。
あいろむノート – 方言札(3)
(続き)今回は方言札に絡んで、大雑把ではありますが、昭和15年(1940)1月に勃発した「方言論争」について言及します。ただし、ブログ主が蒐集した史料を基に、方言論争の流れについてのみ簡潔に説明します。
あいろむノート – 方言札(2)
(続き)前回の記事で、「方言札」は同化政策に基づく権力側からの押しつけ等ではなく、日清・日露戦役の結果、高等教育機関の生徒たちから始まった件について言及しました。ちなみにブログ主が注目したのは、外間先生が方言札に絡んで「軍隊生活の場で、移民先において、住民に日本語(普通語)を駆使することのできないウチナーンチュの言葉の悩み」との “りうきう・おきなわ近代史の盲点” について証言した件です。
あいろむノート – 方言札(1)
既にご存じの読者もいらっしゃるかと思われますが、先月18日に放送されたバラエティー番組で沖縄出身の俳優さん(二階堂ふみ)が「方言禁止記者会見」に挑戦する企画が行なわれました。
【普天間基地】宜野湾市の苦難の歴史で打線を組んでみた
普天間基地の枕詞が「世界で最も危険な飛行場」であることはよく知られています。一例として防衛省・自衛隊の公式サイトによると「沖縄県宜野湾市に所在する普天間飛行場は、市街地に位置し、住宅や学校で囲まれ、これを利用する航空機が市街地上空を飛行するため、世界で最も危険な飛行場と言われています」との記述があります。
敗北を知りたい vol.4
ご存じの通り、本日(1月24日)は非常に寒い一日になりました。(ブログ主愛車の)温度計では、なんと15時時点で12℃を計測しており、あまりの寒さに辟易したブログ主は、タンパク質を多めにキメて温まろうと思いつつ、過去に2度敗北を喫した宜野湾市の「ラーメン悠楽」で三たび鳥唐揚げ定食に挑む決意を固めました。
孔明の罠
すでにご存じの読者もいらっしゃるかと思われますが、「孔明の罠」というネット・スラングがあります。元ネタは横山光輝三国志からの引用であり、近年は「パリピ」で再ブレイクした感のある諸葛孔明ですが、ブログ主もついうっかり「孔明の罠」に陥りそうになりましたので、その時の状況を当ブログにまとめてみました。
トルコ風呂とりうきう
そういえば去年の今頃、ブログ主は沖縄市美里一丁目(旧吉原地区)を訪れ、昭和45年(1970)の地図と現在の区画を比較検討した上で、吉原地区における特殊婦人の「総数の推定」を試みたことがあります。ただしスナックやカフェーの数があまりにも多すぎるため、途中で作業を投げだしてしまいましたが、Aサインバーも含めて売春に従事している琉球住民(女性)が推定1万人近くの当時の新聞報道に強い説得力を覚えました。
もっとも注意すべきは愚かで勤勉なもの
ネット上で、ドイツの軍人であるハンス・フォン・ゼークトが提唱したとされる有名な「組織論」があります。ただし、ウィキペディアによると、ゼークトではなく別の軍人さんが提唱した分類法のようですが、現在においても非常な説得力を持つ内容のため、今回はブログ主なりに “もっとも注意すべきもの” について言及します。
パヨクとは何か
パヨクという言葉があります。ご存じのとおりサヨク(左翼)に韻を踏ませてもじった用語ですが、Wikipedia などを閲覧しても定義がいまいちピンとこないブログ主は、今回も調子に乗ってパヨクの定義づけを試みました。