ジランバ屋の最終日に凸してきたお話

前回の記事で「三角食堂」の閉店日の様子を紹介しましたが、今回は同じく「ジランバ屋」の営業最終日の様子をアップします。ちなみに同日に昭和の名店舗が2つも最終日ということもあって、ブログ主は「ジランバ屋」☛「三角食堂」の順で移動し、現地の状況をチェックしてきました。B級グルメ、そして昭和の雰囲気が大好きな読者のみなさん、是非ご参照ください。

※なお、この日は那覇市辻の「ホテル YOU2」も営業最終日という噂がありましたが、スケジュールの都合で現地に凸できませんでした。すでに同ホテルの公式サイトは閉鎖されています。

続きを読む

三角食堂の最終日に凸してきたお話

既にご存じの方もいらっしゃるかと思われますが、本日(5月31日)は那覇市松尾の「ジランバ屋」と宜野湾市普天間の「三角食堂」の営業最終日です。そこでブログ主は両店舗を訪れて、最終日の様子をチェックしてきました。まずは「三角食堂」から紹介します。

続きを読む

婦人の見た中国 ② 衣生活

暮らしの基本である衣生活を見ると、驚くほど質素である。どこへ行ってもどんな偉い人でも、男女とも地味な上衣に紺かグレーのズボン、要するに人民服です。清潔ではあるがアイロンかけの後もなく、作業服などはTシャツをはじめつぎ当ての服も少なくありません。だからといって中国のデパートにカラフルなものがないのかといえば、日本と同様子供服や婦人服、種々なものがかざられています。

続きを読む

婦人の見た中国 – まとめページ

この度、ブログ主は50年ほど前の新聞史料を整理・収集している際に、極めて興味を覚えた記事を見つけましたので、当ブログにて全文を公開します。ただし、現代の沖縄県民には理解しにくい部分もあるかと思われるため、ブログ主なりに解説したまとめ記事も作成しました。

続きを読む

婦人の見た中国 ① 婦人の地位

お隣の中国との交流が年々盛んになっています。沖縄県の各界各層をもうらした「第三次訪中団(比嘉佑直団長)がこのほど帰国しました。

今年は「国際婦人年」とあってメンバーの半数は婦人にしてほしいとの中国側の要望で、婦連、県労協婦人部、日本婦人会議の代表はじめ、大学講師、舞踏家など九人の婦人代表が参加しました。働く婦人の代表として参加した県労協婦人部長の垣花静枝さんに、婦人の目で見た最近の中国について報告してもらいましょう。

続きを読む

昭和のセンス

今回は沖縄ヤクザに関連して、昭和の新聞記者のセンスが伺える記事を1つ紹介します。以前、当ブログでも紹介した昭和50年(1975)2月に起きた「楚洲事件」に絡む続報ですが、現代ではとても思いつかない「題字」が極めて印象的なので全文を書き写しました。

続きを読む

昭和のたくましいおばーたち – 偉人編

前に紹介した、復帰後の国際通りの夜店で働く女性の記事が思いのほか好評を得ましたので、今回も調子に乗って昭和のたくましいオバーの記事を紹介します。昭和49年10月6日付琉球新報朝刊に、ある老人ホームの嘱託医の記事が掲載されていましたが、何とその医者の名は千原繁子さん(1898~1990)。ご存じの方もいらっしゃるかと思われますが、我が沖縄の歴史における初の「女医」として知られる偉人中の偉人です。

続きを読む

昭和のたくましいおばーたち(1)

今年は我が沖縄が本土復帰して52年目になりますが、ブログ主は試しに復帰後の沖縄社会の史料、特に新聞記事を重点的にチェックしてみたところ、非常に興味深い高齢者に関する記事を見つけました。

続きを読む

富永清さんと回状

今回は、ひさびさに沖縄ヤクザ関連の記事をアップします。実は、昭和49年(1974)10月、全琉を震撼させた「旭琉会理事長射殺事件」に関連する新聞史料をチェックしていたところ、ついうっかり気になる小記事を見つけてしまいました。

続きを読む

ロックとコザ(1994)川満勝弘(愛称:カッちゃん)編 – その32

(続き)例えば、私たちのおじいちゃん、おばあちゃんの、そのまたおじいちゃん、おばあちゃんたちが味噌汁を食べてたという歴史があって、朝はパン食にするにしても、どうしてもゴーヤーチャンプルー(ニガウリの炒めもの)というものが沖縄にある、食べたことないけどあるんだというのはわかるわけです。こういう味噌汁の余韻というのがあるわけです。おかず、漬物というのがまだ残っているわけです。

続きを読む

1日遅れのゴーヤーの日

5月8日はご存じの通り「ゴーヤーの日」ということで、沖縄の大型店舗やショッピングモールではゴーヤーにちなんだイベントや販売が行なわれていました。あいにくブログ主は多忙な一日を過ごさざるを得なかった事情もあって、イベント等に参加できなかったのですが、翌9日にりうぼうへ買い物に出かけたところ、じわじわくる商品を発見しました。

続きを読む

ロックとコザ(1994)川満勝弘(愛称:カッちゃん)編 – その31

□音楽の現状とルーツ こういうアメリカの若者を相手にしているから、ロックをやっていると、アメリカでは音楽のどこを大事にしているということがすぐダイレクトに伝わるし、そういう基本的なものがわかってくると、こことこことここの三つを大事にすればだいたいのものは、あとは時間が経てばマスターできるものだというのがわかるんです。これを見失って枝葉だけのものを仕上げていっても、アメリカでは通用しないというのが実状です。

続きを読む

時代遅れになった “愛国保守”

先月28日に投開票が行われ、そしていろいろと物議を醸した「令和06年度衆議院東京15区補欠選挙」はご存じのとおり酒井菜摘候補(立憲民主党)が大差をつけて初めての当選を果たしました。

続きを読む

尚泰候の決断 – 番外編

これまで「尚泰候の決断」と題して、真面目な歴史記事を4回に分けて配信しましたが、今回は番外編としてりうきうの王家・王族、そして上級士族の一大特徴である “二重思考” について言及します。

続きを読む

尚泰候の決断 その4

(続き)前回までに尚泰候の藩王時代の騒動についてやや詳しく説明しましたが、その出来事によって彼が決断できない “為政者” に成り下がった件を理解いただいた上で、明治29年(1896)の “決断” にいたった背景についてブログ主なりに言及します。

続きを読む