手向かうなら撃て – 本部長も強い姿勢
第四次抗争は、第三次抗争までと異なり、白昼堂々と発砲を繰り返したことやつぎつぎにアジトを襲撃するなど一般社会への影響に見境なく銃器を使用した事件が続発した。なかでも初めて警備にあたっていた警察官に短銃を向けて発砲、負傷させたことによって、斉藤県警本部長は、警察への挑戦として「手向かうなら撃て!」と異例の強い姿勢での決断を下し指示した。このように強い姿勢で暴力団抗争に臨んだ例はかつてなかったことであり、この指示は当時の情勢からして「当然だ」とする県民の支持する声もあった。直接の担当だった三島はこう語る。
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葬儀参列で30人が来沖、県警追い返す
しかし、執念深く挽回を図る上原組は山口組大平組と手を組み、山口組系大平組内上原組を旗揚げした。この動きに呼応するように、東亜友愛事業組合沖縄支部の幹部(仲本政弘)が山口組系大平組内古川組組長の舎弟となり、同会を脱退して琉真会を結成、那覇市内に看板を掲げた。第四次抗争の後期は、沖縄に山口組の進出がなるかという新しい要素が加わり、旭琉会対上原組・琉真会という図式での抗争となった。後期の主要事件は –
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今月18日、県庁前の広場で1万枚のマスクを無料配布して現地を混乱に陥れた会社社長さん(68)についてですが、この案件について公開情報を調べたところ、実に面白いことが分かりました。
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今回から数回に渡って、大正6(1917)年9月9~10日に行われた琉球新報社主催「第二回県下野球大会」の試合報道を紹介します。
スポーツイベントに熱狂するのは古今東西を問わず我が沖縄も例外ではありませんが、それにしても当時の新聞報道を参照すると、
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血で血を洗った第四次抗争に発展
佐藤・ニクソン日米共同声明により復帰が目前となったころ、山口組を中心とする本土暴力団の来沖が目立ってきた。
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本土暴力団の進出警戒して結束強化
「沖縄の暴力団の歴史は、鮮血に彩られた対立抗争の歴史である。縄張りと権利の維持と拡張にとりつかれた欲張り徒輩が分裂しては戦い、つぶし合い、そして統一し、再び争って分裂することを繰り返してきた歴史である」 – 竹花豊(前沖縄県警本部捜査二課長)は「沖縄県における暴力団の実態と取り締まり」(東京法令出版社刊)のなかでこう記述している。
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今月18日に沖縄県庁前でマスク配布のデモンストレーションを行い、大騒動を巻き起こした琉球独立芸人さんの迷言で打線を組んでみました。
新型コロナウィルス関連では大部分の沖縄県民は冷静に対処している感がありますが、やはり100万も県民がいればひとりやふたりおバカが誕生します。その中でも彼はぶっちぎりの優勝候補で間違いありません。直近のツイッターなどのSNS上での彼の言動を纏めてみました。読者のみなさん、ぜひ笑ってやってください。
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大正6(1917)年9月10日付琉球新報2面上段に”野球優勝試合”と題した論説が掲載されていました。無署名記事ですが、内容を吟味するに太田朝敷先生の論説の可能性が高いです。
論説の流れは大雑把に見ると、大きい視点(沖縄県における急務の問題についての言及)→対応策の提示→対応策を講じることによって生ずる弊害についての言及になっていて、これは太田先生がよく使う手法です。それ故ブログ主は太田先生の論説で間違いないと判断しています。論説全文(原文)と旧漢字訂正分を掲載しますので、読者のみなさん是非ご参照ください。
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大正6(1917)年9月から数回に渡って琉球新報で掲載された「本社主催第二回県下野球大会」に関する記事のまとめページです。参加チームの紹介、沖縄県の野球に関する論説や試合結果などを随時更新しますので、野球好きの読者の皆さんぜひご参照ください。
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今回は大正6(1917)年9月に開催された「本社主催第二回県下野球大会彙報」から社会人3チーム(沖台野球俱楽部、強襲軍、中山俱楽部)のチーム紹介記事を書き写しました。
ブログ主が参加6チームの紹介記事をチェックして気がついた点は
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新型コロナウィルスが県内でも蔓延している影響で外出もままらなぬ今日このごろですが、先日暇つぶしに家内を掃除中にまたまた貴重な写真を見つけることができましたので、その一部を公開します。
前回はランダムに写真を提示しましたが、今回はアメリカ世の時代にしぼって写真をチェックして可能なかぎり修正を施しました。読者のみなさん是非ご参照ください。
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本日14日付沖縄タイムス27面に一瞬目を疑うような記事が掲載されていました。ちなみに前日13日の沖縄タイムスプラスに「沖縄・4月以降の感染者数、福岡に次ぐ444%の増加率で推移 大阪府の約2倍(4月11日時点)」と題した電子記事が配信され、我が沖縄で4月以降新型コロナウィルス感染の増加率が急上昇している内容となっています。
先にタイムスの電子記事を参照し、その後にブログ主が全文書き写した記事をご参照ください。
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今回は大正6(1917)年9月3日と4日の2日にわたって掲載された「本縣の野球について」の論文を掲載します。大正時代の野球のレベルを伺うことができる的確な内容で、野球好きのブログ主も大変参考になりました。
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これまで6回にわたって掲載した太田朝敷先生の論説「芋の葉露(田舎生活)」のまとめページです。当ブログでは琉球新報に掲載された原文および写しと太田朝敷選集(中巻)に掲載された旧漢字訂正分(の一部をブログ主が校正)を掲載しました。
参考までに太田朝敷選集の編者である伊佐眞一先生の書誌改題を紹介します。
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今回は趣向を変えて、ブログ主が選出する新型コロナウィルス関連のパワーワードで打線を組んでみました。今年1月で武漢を起点に全世界に拡散された新型コロナウィルスは日本社会はおろか世界中を大パニックに陥れますが、その過程でじわじわくる語句が数多く誕生します。
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