阿麻和利の謎 – 勝連按司(1)

今回からは勝連城の城主こと按司〔?aNzi:ア”ンジ〕について言及しますが、その前に17世紀以前のりうきう社会において為政者たちから最も意識された「王」について説明します。

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阿麻和利の謎 – 玉ノミウヂ御嶽

前回の記事において勝連城における最も重要な場所である「玉ノミウヂ御嶽」について言及しました。おもろさうしでは「たまのみうち(玉の御内)」と表記され、意訳すると「美しい御庭」になります。

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漢たちの格子園

今月25日、タレントの羽賀研二が「うその登記」の疑いで(4年ぶり)3度目の逮捕のニュースが報じられていました。羽賀研二のやらかしに関しては「またか(呆)」という感情しか湧きませんが、せっかくなので今回はブログ主が所持するりうきう犯罪史のレジェンドたちの “格子園出場” の軌跡をまとめてみました。B級ネタが好きな読者のみなさん、是非ご参照ください。

※なお、今回取り上げる事件の詳細は、後日改めて紹介します。

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阿麻和利の謎 – 肝高(2)

前回の記事にて、肝〔cimu:チム〕の原義について言及しました。「霊気」または「霊気が宿る」の意から転じて「心」になったのではと推測ましたが、ちなみに肝には「中心(もっとも重要な場所)」のニュアンスが含まれます。となると勝連城の中心はどこかについて考察する必要がありますが、その答えは現地を訪れたことですぐにわかりました。

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【検証】安和桟橋の特集記事に関する考察

今月19日の沖縄タイムス1面に「安和の現場から」と題した安和桟橋の事故(6月28日)に関する特集記事が掲載されていました。いまさら3カ月前の事件の特集記事を?と疑問に思ったブログ主は、試しに読んでみたところ興味深いことが分かりましたので、当ブログにてまとめてみました。

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阿麻和利の謎 – 番外編(3)

今回は番外編として謝名もい〔zanamee:ヂァナメー〕こと察度の伝説について考察します。今回取り上げるのは察度が勝連按司の娘を娶る物語ですが、ちなみにこの話の初見は羽地朝秀著「中山世鑑」です。つまり17世紀の意識高い為政者が、りうきうの伝説をどのように解釈していたかを知る貴重な内容と言えますが、先ずは物語の大意を紹介しますので是非ご参照下さい。

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阿麻和利の謎 – 肝高(1)

今回は勝連の対語である「きむたか」について言及しますが、その前におもろさうしの対語表現について説明します。

おもろさうしでは対語が多数見受けられますが、これは「同じ言葉をくり返し使わない」という理にかなった文学表現です。ちなみにおもろそうしの対語表現は、最初に人名(あるいは地名)を唱え、別行で性質や特性を表記するケースが多く、たとえば首里森(首里城のこと)の対語は真玉森であり、意訳すると「美しい首里王城」になります。

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阿麻和利の謎 – 勝連(2)

前回の記事で、かつれんの方言読み(カッチン)から、ブログ主なりに語源を考察してみましたが、実際に勝連城跡を訪れた際に、謎があっさり解けた感を覚えました。確かにあの場所は「古りうきうの住民たちにとって神の恵みを実感できるところ」で間違いないのです。

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ロピアのじわじわくる惣菜を試食したお話

きのう、阿麻和利に関わる史料チェックのため沖縄県立図書館を訪れたついでに、ブログ主は初めてロピア沖縄国際通り店に寄ってみました。オープンしてそろそろ半年近くなりますが、昨日も店内は盛況で、我が沖縄県民の購買力の凄さにビックリした次第であります。

※ロピアが出店した近隣には、かつてサンエーが2店舗(食品館と衣料館)を構えていました。ただし食品館は撤退し衣料館はマツモトキヨシとして営業しています。しかも現在は少しだけ離れたところにドン・キホーテ国際通り店、栄町りうぼう、マックスバリュー牧志店がオープンしており、野嵩商会(ロピアとのFC契約)は強気だなとおもってましたが、そんな心配は無用なほどの客入りでした。

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阿麻和利の謎 – 勝連(1)

今回から数回にわたって「勝連」の名称についてブログ主なりに考察します。というのも「おもろさうし」に登場する「かつれん」は二つの意味を含んでいることに気が付いて、強い興味を抱いたからです。

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阿麻和利の謎 – 番外編(2)

前回の記事において、おもろさうし巻10「ありきゑとのおもろ御さうし」にあるりうきう開闢のオモロについて言及しましたが、今回は「中山世鑑」に掲載されている天地開闢物語との違いについて深堀します。

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阿麻和利の謎 – 番外編(1)

今回は阿麻和利の謎の番外編として、おもろさうしに掲載されているりうきう天地開闢のオモロについてブログ主なりに解説します。というのも古りうきうの神観を伺うにはこのオモロは格好の史料だと確信しているからです。ただし非常に長く、わかりにくいオモロでもありますので、今回は大意と解説を先に、そしてオモロ本文は最後に掲載しますのでご了承ください。

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