(続き)今回は、ブログ主が確認できた史料を基に、作成した今帰仁延子さんの年表をアップします。すると、幼少期の体験が今帰仁さんに決定的な影響を与えていたことが理解できますので、そのあたりをできる限り、そして調子に乗って分かりやすく説明していきます。
恐怖の白い粉(6) 原産地とルート
タイ国、専売制度を設け売りさばく いわゆる「発見の時代」にヨーロッパ人がやってくるまで、東南アジアの人々は、アヘンを知らずにいた。アヘンが公然と流れるようになったのは十九世紀。それは、十八世紀にイギリスの「東インド会社」が中国にアヘンを持ち込んできたのが最初だという。アジア人にアヘンは膨大なもうけになることを教えたのは今世紀になってからといわれる。一九二〇年ごろになると、タイ政府がアヘンから吸い上げた利益は、国庫収入の十五 – 二〇%を占めたという。
恐怖の白い粉(5) 運び屋
現役女性軍人が重要な役割 麻薬を運ぶ方法は、直接人間が持ち運ぶのと、物だけを送るという方法があるのは前回で述べた。もっぱら人間に運ばせていた “沖縄マフィア” の場合はどうだったか – 。
“運び屋” ハリー・キャッシー(二六)は現役女性軍人である。彼女は “沖縄マフィア” の中でも重要な任務を背負っていた。県警では、春先に得たいくつかの有力な情報から “運び屋” の中心人物はキャッシーに間違いない – との確信を持った。それ以後八月十日に逮捕されるまで、まる五カ月間の追跡が昼夜を徹して行われたのである。張り込みにつぐ張り込みが根気強く続けられた。
今帰仁延子さんの考察 – その1
年末から年始にかけて、ブログ主は可能な限り時間をつくり、過去に蒐集した史料の整理・整頓を行ないました。その際、昭和43年(1968)7月5日に起こった「琉球銀行若松支店強盗事件」の新聞史料をチェックしたところ、驚くべき記事を発見しました。
おクスリとオキナワ – まとめページ
これまで当運営ブログでアップした “おクスリ” 関連の記事に関して、読者の便宜を図るべく、まとめページを作成しました。アメリカ世時代の矛盾、そして復帰前後のポップ・アートの暗部を象徴する事例として、ブログ主が見つけ出した史料を不定期にアップしていきます。
俺が調子に乗って那覇市内を散策した結果…
本日(4日)、ブログ主は正月休みで暇を持て余していたので、ひさびさに那覇市内の散策と、首里グルメを楽しんできました。やはり今年は去年と違って観光客や地元の人たちの外出が多いなと実感しながら、あれこれブログネタになりそうなポイントを撮影しました。まずは、ひさびさにグルメネタをアップしますので、B級グルメ好きの読者のみなさん、ご参照ください。
おクスリとオキナワ
早いもので、当ブログが運営開始してから、今年(令和05年)で7年目となります。「よくここまでネタがあるもんだ」と軽い驚きを覚えつつ、今年度も調子に乗って記事を配信しますので、ご愛読の程よろしくお願いいたします。
なお、第1回目の記事は、毎年恒例の “沖縄ヤクザ関連” になりますが、今年はちょっと重い内容ですので、読者のみなさん、気合を入れてご参照ください。
「勲」から「功」へ
当運営ブログもおかげさまで来年は7周年目を迎えます。試行錯誤を繰り返しながらもなんとか7年目にこぎつけた感じですが、実は2年目あたりからカルト的人気を誇る分野が誕生しており、今日に至っております。
それは読者の皆さまご存じの通り、「沖縄ヤクザ関連」です。そして、これまでに自他ともに認める良質のコンテンツを配信し続けてきたわけですが、本日改めて過去記事をチェックしたところ、今年度は19記事を配信していました。ちょっともったいないので “20” というキリのいい数字で今年度を終わりたく、急遽ヤクザネタをアップしますのでご了承ください。
“長寿県沖縄” という戦後最大のユクシムニーの考察(3)
(続き)前回の記事の〆で、「長寿県沖縄というブランドを確立してジン儲けしようという品性卑しい大人が存在する限り、県民が本気で生活習慣の改善に乗り出すことは絶対にありえない」などど、ブログ主らしからぬ(?)キツいことを言ってしまいましたが、実はちゃんとデータがあっての発言なのです。
“長寿県沖縄” という戦後最大のユクシムニーの考察(2)
(続き)前回の記事において、「平均余命の順位低下は生活習慣があまり好ましくない面があるのも否めません」と言及しましたが、ハッキリいって我が沖縄における平均余命の順位急降下の直接的な原因を特定するのは極めて難しいと言わざるを得ません。というのも、実はこの案件、「必ずこうなる」との十分条件なんてどこにも存在しないのです。
“長寿県沖縄” という戦後最大のユクシムニーの考察(1)
今月23日に厚生労働省によって公表された「令和2年都道府県別生命表」によると、我が沖縄男性の平均余命は80.73歳、女性は87.60歳であり、順位を見ると、男性は43位、女性も16位と大幅に順位を落とす結果となりました。
俺が調子に乗って真栄原二丁目の現在を詳細に説明してみた件
今日は令和に入って4度目のクリスマス・イブですが、今年はさすがにコロナ禍で自粛ムードが強かった過去2年間に比べると街が華やいだ印象があります。なお、当運営ブログでは毎年クリスマスの時期に “風俗関連” の記事をアップしており、先行して「ホテルいぶき」の潜入取材の記事をアップしましたが、今日は今年の本題である “真栄原二丁目の現在” について言及します。
クリスマス前にサンタがやって来た
12月某日、ブログ主は旧真栄原社交街(通称・新町、現真栄原二丁目)を訪れて、現在の状況をチェックしてきました。ただし、今回は昭和46年(1971)と、平成20年(2008)、そして、令和03年(2021)の地図を事前にチェックして、詳細な現場検証を行ないました。
コザ騒動の “教訓” に目を向けなかった結果…
本日(20日)はコザ騒動が起きて52年目となります。50周年のイベントが(ブログ主から見て)不発&不評のせいか、今年はマスコミ等でもほとんど取り上げられていないように見受けられます。
ついうっかり本音を…
今月16日、政府が「国家安全保障戦略」など防衛3文書を改定し、敵の基地などを叩く反撃能力の保有方針を閣議決定した件について、ネット上ではさまざまな議論が沸き起こっています。増税がらみの案件なので、総じて「やり方がまずい」との反対意見が多い傾向がありますが、ブログ主が怪訝に思うのが、日ごろから「中国の脅威」を唱える輩が、この件に関しては沈黙をしているように見受けられる点です。