俺が調子に乗って沖縄の高校野球の歴史を語るシリーズ 第98回全国高等学校野球選手権沖縄大会について その1

いやぁ、今年の夏の高校野球沖縄予選は歴史上まれにみる波乱の大会になりました。まさか沖縄尚学が3回戦で宜野座に完敗するとは…しかも勝った宜野座もベスト8で逆転負けを食らうし、まさに読めない展開になっています。

春のシード校が3回戦で全滅なんて、ブログ主が知るかぎり聞いたことありません。シード校がふがいないというよりは沖縄県の公立のレベルが上がっていて、強豪といえどもコンディション調整を誤るとあっさり負けてしまうのです。事前予想がここまで外れたのは残念ですが、県全体のレベルが上がっている何よりの証拠で野球ファンとして実に嬉しい限りです。

7月9日の3回戦は沖縄の高校野球の歴史に残る大波乱の展開でした。沖縄尚学が宜野座に完敗し、興南高校が嘉手納に逆転負けを喫して* 極めつけは全国ニュースにもなった浦添商業vs小禄の試合です。この日は天候が実に不安定で集中豪雨→晴れ→集中豪雨→晴れのループで、そのことが大波乱の展開になってしまいます。試合を現地で見ることができなかったことは生涯の悔いになりそうです(涙)。

*興南vs嘉手納の9回表のクロスプレーの件はアップ済み。

ベスト4に勝ち進んだのは、嘉手納高校、美里工業、那覇西高校、小禄高校でこれまでの勝ちあがり方から鑑みると、嘉手納と那覇西がディフェンス型で、美里工と小禄がオフェンス型のチームです。今回はブログ主が調子に乗って4チームの紹介と準決勝以降の展開を記事にします。すでに事前予想は大コケしましたが(笑)、そこは多めに見ていただくとありがたいです。