俺が調子に乗ってとある組織の “代替わり” を語ってみよう

既にご存じの読者もいらっしゃるかと思われますが、今月9日の沖縄二紙に「旭琉會トップ糸数氏が就任」と題して、二代目會長に糸数真氏が就任した旨の小さな記事が掲載されていました。正直なところ、公開情報が少ないためあまり乗り気ではありませんが、代替わりした旭琉會の今後をブログ主なりに検証しましたので、読者のみなさん是非ご参照ください。

その前に令和元年(2019)7月12日に富永清會長(当時)が亡くなった後の旭琉會の動きを振り返ると、花城松一氏が代行として會長職を引き継ぎ、令和04年(2022)2月10日に永山克博氏が暫定代表に就任していますが、5年以上も正式な二代目會長が就任していなかったことになります。それ故に「なぜこのタイミングで」と疑問視する向きもありますが、その謎を解くために3年前と現在の組織人事※を比較してみました。

※組織内人事は公開情報が極めて少ないため、ネット上の非公式情報を元にした “推測” になります。

まずは、令和7年2月時点での糸数真會長を頂点とした組織図です。

そして令和04年時点の組織内人事との比較図をアップします。

今回のトップの継承において印象的なのは、復帰前後から活躍してきた世代が第一線から退いていることです。それを踏まえて糸数氏の二代目會長就任についてブログ主なりに考察すると、

永山氏の健康問題

ブログ主はかつて永山暫定代表就任に関する記事をアップし、その中で「花城松一氏のXデー」が間近に迫っており、そして “義理がけ” の後に正式な會長に就任すると予測しました。もちろんその予測は外れましたが、今度は永山氏に “何かが迫っている” ため、トップ継承を急ぐ必要があったと考えた方が自然です。つまり旭琉會も “ヤクザの高齢化問題” に悩まされている訳です。

実働している一家は5つ

最高幹部が所属する一家は、四代目富永一家、二代目沖島一家、二代目功揚一家、二代目志多伯一家、三代目ナニワ一家であり、この5つの一家が旭琉會を支えていると考えられます。それ故に二代目旭琉會は新垣修(四代目富永一家)、上原芳正(二代目志多伯一家)、満元幸次(三代目ナニワ一家)の3人を先輩格の知念、狩俣の両巨頭がサポートし、糸数會長が要所をまとめる態勢になると予測できます。他の一家はハッキリいって未知数なので、代替わり後を注視する必要があります。

3代目は新垣修

今回の新人事で注目は新垣修氏(四代目富永一家総長)の抜擢です。彼は3年前の人事には名を連ねていませんが、今回の人事では最高幹部に抜擢されています。ということは糸数會長の後継者は新垣氏で間違いないでしょう。ブログ主は今回初めて彼の存在を知りましたが、三代目富永一家の若頭を務めた人物なので、そのあたりは問題ないかと思われます。よくよく考えると糸数氏も高齢のため、不測の事態に備えた人事であると考えたほうがいいのかもしれません。

いかがでしょうか。取り急ぎまとめてみましたが、今後公開される情報をこまめにチェックしながら二代目旭琉會の行方を見守ろうと思いつつ、記事をまとめた次第であります(終わり)。

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