俺が調子に乗って第99回全国高等学校野球選手権大会に出場する和歌山県代表智弁和歌山高校のチーム力を紹介するよ。

現在阪神甲子園球場では第99回全国高等学校野球選手県大会が絶賛開催中、明日(11日)の大会四日目第三試合で、我が沖縄県代表の興南高校は和歌山県代表の智弁和歌山高校と対戦します。初戦から関西が誇る名門チームとの対戦で、ブログ主は抽選結果を見た瞬間に狂喜乱舞しましたが、今回は調子に乗って智弁和歌山高校の戦力を分析しました。野球好きの読者の皆さんは是非ご参照ください。

〈スターティングメンバー〉

和歌山大会決勝(対紀央館)のスタメンを参照に、バーチャル高校野球および複数のWeb サイトを参照に作成しました。身長、体重、および投打(右投げ右打ち等)のデータは確認できませんでした。地元和歌山県出身者中心で編成していることと、1年生がスタメンに名を連ねています。これは智弁和歌山の伝統的なパターンですね。

〈過去3年の出場チームとの比較〉

上記のデータを参照すると、今年の智弁和歌山は猛打で勝ち進んできたことが分かります。和歌山県大会5試合で毎試合失点をしているのが気がかりですが、打線はえげつないの一言です。伝統の強打が復活していると判断して間違いないでしょう。

〈チームOPS〉

バーチャル高校野球の和歌山大会のデータからチームOPSを算出しました。参考までにセンバツのチームOPSの平均は例年 0.8~0.85 で、智弁和歌山の数値がスバ抜けていることが分かります。おそらく今大会でもトップクラスの打撃力でしょう。その反面失策数が多いのが気になります。

投手力のデータは見つけることができませんでしたが、今年の智弁和歌山は伝統の強打が復活、今大会トップレベルの実力を持つチームであること間違いありません。対する興南高校は今大会屈指のディフェンス力を誇るチームで、明日の試合はお互いの持ち味を十分に発揮した好勝負になると予想できます。しかも初戦に勝利すると、2回戦では春のセンバツ優勝チームである大阪桐蔭と対戦できる可能性があります。両チームとも燃えないはずがありません。

智弁和歌山にとっては興南高校との対戦は因縁のカードです。2010年のセンバツ2回戦で 2-7 で敗北しています。今回はようやく巡ってきたリベンジのチャンスです。沖縄県民のブログ主としてはもちろん興南高校に返り討ちをして欲しいのですが、それ以上に明日の試合は一高校野球ファンとして両チームが素晴らしい試合を見せてくれることを心から願ってやみません。(終わり)