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続・琉球藩の時代 もしも大日本帝国が琉球王国を引き取らなかった場合のお話 番外編5

現代の沖縄における独立論、あるいは自己決定権の議論は、ハッキリ言って「国会において普天間基地の辺野古移設反対、県外移設」に賛同する勢力が極めて小さい点に対するいらだちです。国会(特に衆議院)において多数派を確保できる可能性は極めて低いため、「いっそのこと独立して自分たちが多数派になっちゃえ」という次元の発想です。

もしも本当に独立したら、現在の日本の国体、すなわち「天皇陛下を中心とした国民共同体(天皇陛下の前では日本人は平等)」から離脱を意味します。これは革命を意味するのですが、果して独立や自己決定権を主張する面々はそこまでの認識があるか、極めて疑問に思わざるをえません。

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資料 2017年1月28日(土曜日)沖縄タイムスより その4

前回記事において、DHCシアターの見解をアップしました。その後は1月22日付けで、辛淑玉さんの見解(のりこえねっとの公式 Web サイトに掲載)が公表され、1月27日日付でBPO放送人権委員会宛に申立人辛淑玉名義で申立書が提出されました。今回は、申立書内の添付資料の分を掲載します。(ブログ主個人の感想はあえて記載せず、申立書の文章のみ掲載)

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資料 2017年1月28日(土曜日)沖縄タイムスより

本日(28日)の沖縄タイムスの1面に、TOKYO-MXが放送した「ニュース女子」に対して、虚偽の内容で名誉を毀損されたとして、辛淑玉さんがBPOの放送人権委員会へ申し立てを行いました。ブログ主が驚いたのは、沖縄タイムスがこのニュースを1面で取り上げたことです(6面に辛さんの見解全文、27面に関連あり)

この案件は興味深い内容もあるため、まずは沖縄タイムス1面の記事と、辛さんの見解全文をアップします。

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続・琉球藩の時代 もしも大日本帝国が琉球王国を引き取らなかった場合のお話 番外編3

yasa

前回の記事において、現在の沖縄県が独立するための必要条件として

・戦後世代が抱える被差別意識を超える、琉球独立のための新しいイデオロギーの作成。

・東アジアにおいて中国共産党が冷戦に勝利すること

の2点を挙げました。それぞれについて説明します。

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続・琉球藩の時代 もしも大日本帝国が琉球王国を引き取らなかった場合のお話 その4

King_Sho_Tai

もしも琉球藩が、日本国の帰属を離れて清国の外藩となった場合は、国際情勢と琉球の産業経済の現実から、最終的には清国の保護領になる可能性が高いことを説明しました。そうなると王国は形式のみとなり、国際的には琉球は清国の一部となります。その結果琉球社会がどのような変貌を遂げるかのシミュレーションを今回は行いませんが、少なくとも文化の継承と近代化の進捗には大きな影響がでることは間違いありません。

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続・琉球藩の時代 もしも大日本帝国が琉球王国を引き取らなかった場合のお話 その3

King_Sho_Tai

前回の記事において、19世紀末に琉球王国が清国の外藩として半ば独立した場合、軍事と外交の負担に王国経済が耐えられず、やがて破綻してしまう可能性が高いことを言及しました。この記事に対しては「まるで北朝鮮じゃねぇか(笑)」という突っ込みがありましたが、それはさておき、今回は経済面について考察します。

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続・琉球藩の時代 もしも大日本帝国が琉球王国を引き取らなかった場合のお話 その2

King_Sho_Tai

今回は、もしも琉球藩が日本の帰属を離れて、清国の外藩としての琉球王国が復活した場合をシミュレートします。政治的には慶長14年(1609)年以前の琉球国の状態に戻ることになりますが、17世紀初頭と19世紀末では、琉球国内の社会環境や国際情勢が大きく変貌しています。そのような状況で、慶長以前の状態に戻った場合、琉球王国の運営はどのようになるのでしょうか。

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続・琉球藩の時代 もしも大日本帝国が琉球王国を引き取らなかった場合のお話

Tsugumichi_Saigo

前回の記事において「琉球藩の場合は、おせっかい焼きの日本人が「同じ民族だから」ということで引き取ってくれたことです」と記載しましたが、今回は、頭の体操の一環として、もしも明治政府が琉球藩を引き取らなかった場合どうなったかをシミュレートします。歴史にイフは禁物なんて野暮なことは言わずに、調子に乗りまくって日本以外が琉球王国を引き取った場合を想定して記事にします。

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続・琉球藩の時代 朝鮮民主主義人民共和国との比較 その5

King_Sho_Tai

前回記事において、文久元年(1861)以降の琉球王府の役人の腐敗堕落の一例を掲載しました。その記事に対する反響は予想以上に大きく、この事実から現代の歴史教育において幕末期の琉球王国の惨状はタブー視されていることが窺えます。歴史教育の場において琉球王国の闇の部分を教えないのは止むを得ませんが、現代の歴史家までが一種の被差別意識に囚われすぎて、自国の黒歴史を直視しないのは好ましい状況とは言えません。

ちなみに、当時の王府の役人の腐敗エピソードは続きがあるのですが、さすがにこれ以上紹介するのは胸くそ悪くなりますので、今回は琉球藩と北朝鮮社会との違いを説明します。

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