コラム

くにがほろぶとき

今回はちょっと真面目なコラムを掲載します。慶長の役(1609)から明治12(1879)年の廃藩置県までの琉球国をふりかえると、実は何度か王家存続の危機があり、その点について言及します。

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明治29年のクラスター騒動

今回は明治29(1896)年に首里区(現在の那覇市首里)で発生した天然痘のクラスター騒動について言及します。『琉球敎育巻2』の明治29年11月号に、首里区内の天然痘流行に伴い “女子講習科” および “首里高等小学校” などの敎育機関が一時休校になった旨の記事が掲載されていました。

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アフターコロナの沖縄社会

今月7日の沖縄タイムス経済7面に気になるニュースが掲載されていましたので紹介します。”コロナで観光客625万人減ると・・・” の題字で新型コロナが県経済へ及ぼす影響の試算記事ですが、予想の斜め上をいく衝撃的な数値が公表されていました。

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米兵「沖縄はパラダイス」

ご存知の読者もいるかと思いますが、令和2年8月9日付沖縄タイムス1面に、きわめて興味深い記事が掲載されていました。7月に発生した在沖米軍のクラスターに関する特集記事ですが、題字のつけ方が現代の沖縄タイムスらしいというかブログ主は複雑な心境にならざるを得ませんでした。

ためしに全文を書き写しましたので、読者の皆さん是非ご参照ください。

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笑いの神

前回、小渡三郎兄弟のやらかし記事 “カーハガリンドウ” をアップしましたが、今回はその続編で同事件を琉球新報がどのように報道したかを紹介します。

少し話がそれますが、新型コロナウィルスが県内で再び蔓延している状況のため、しばらくは散策やグルメレポートは控えて “積み史料” 中心に記事を作成しますのでご了承ください。では小渡兄弟のやらかしの第一報記事をご参照ください。

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佐敷のヒャッハー考 – その2

(続き)ブログ主にしてはめずらしく15世紀の琉球をテーマにした “巴志” の考察記事を提供する際、以前から強調しているとおり史料をチェックする際に儒教のセンスを意図的に頭から取り除く、いわゆる “朱子学フィルター” を設定して読み解く方法を用いています。

今回はその理由の一つを紹介します。ためしに喜舎場朝賢著『東汀随筆』に掲載されていたお話を書き写しましたので読者の皆さん是非ご参照ください。

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明治時代の衛生に関する県令・訓令

新型コロナウィルスに関連して、我が沖縄における医療・衛生の沿革をチェックしている際に明治31(1898)年4月の琉球新報に興味深い記事が掲載されていることに気が付きました。

今回は同年同月19日の県令(県知事が発した命令)、および28日の訓令(上級官庁が下級官庁に下す命令)全文を紹介します。ただし読者の便宜を図るべく、旧漢字を訂正および句読点を追加しました。是非ご参照ください。

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ブログ主が蒐集したゆるいネコの画像を紹介する記事

最近沖縄ヤクザネタを放出していなので、かわりといってはなんですが、ブログ主が蒐集したネコの画像でもお楽しみいただけるとありがたいです。

ただし画像を貼り付けするだけでは面白くないので、ちょっとした解説もつけてみました。小さいことは気にせずに、ネコおよび沖縄ヤクザネタが好きな読者の皆さん、是非お楽しみください。

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平和教育の致命的な欠点

本日は昭和36(1961)年に琉球政府によって慰霊の日が制定されてから59年目にあたります。この時期になると毎年恒例で沖縄戦体験や平和学習に対する記事が激増しますが、近年「沖縄戦の体験が次世代に伝わっていない」「平和学習のあり方を見直すべき」などの論調が目立って増えてきました。

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佐敷のタックルサー考

前回”黑いりうきうルネサンスの時代”と題して尚敬王時代(1713~1751)の暗黒面について言及しましたが、本来は巴志(1372~1439)の足跡を調べるため『球陽』などチェックしている際に素でエグい記述を見つけたので、ついでにまとめ記事を作成しています。今回は本題である巴志についてブログ主なりに言及します。

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新型コロナウィルス禍をふりかえる

先月25日に国の緊急事態宣言(新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第1項の規定に基づき、令和2年4月7日に宣言)が解除されましたが、ここでブログ主が改めて新型コロナウィルス禍について振り返ってみます。

令和2(2020)年1月3日に、中国湖北省武漢市において原因不明の重症肺炎の集積が報告され、のちに新型コロナウィルス(COVID-19)と判明、わが国では同年1月15日に感染1例目が報告されました。その後の流れは大雑把にまとめると、

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現代社会の古典離れを憂えて3年後

3年前の今日(平成29年5月30日)、ブログ主は”現代社会の古典離れを憂うお話 その2”と題した記事をアップしました。ブログを開設して1年経過して初めて”改心の出来”という感覚を味わった初期の傑作ですが、あれから3年経過して我が沖縄社会および日本における古典離れはもはや手に負えない状態であると実感せざるを得ません。その一例として言論界における堕落した一部記者およびコメンテーターの例を挙げます。

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りうきう病の考察

平成28(2016)年5月から運営を開始した当ブログですが、気がついたらあっという間に4年が経過し、まもなく5年目に突入します。琉球・沖縄という地域史のジャンルの中で予想の斜め上をいく新たな発見の連続があり、そして当初の目標である1000記事発信が現実味を帯びてきました。

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