うちなー高齢者あるあるを調子に乗って列挙してみた件

今回は軽い気持ちで、平成30年度版“うちなー高齢者あるある”を書き綴ってみました。ちなみに昭和25年(1950年)前後の第一次ベビーブームに生れた世代(つまり70代後半)を念頭においています。実際にどれだけあてはまるか、よろしければ読者の皆さん是非ご検討ください。


・隙あらばナイチャー(県外出身者)の悪口を延々としゃべりだす。ただし最近は中国・北朝鮮の悪口が多くなってきた模様。現在ではヘイトスピーチになるからやめろと注意しても、3日後にはすっかり忘れているケースがほとんど。

・「中国はけしからん」といいながら普通にユニクロで衣類を購入する。

・最近スマートフォンに中華製が出回っているので、今度シラングァー(知らんぷり)して中華スマートフォンを持たせようと思っている。

・明治・大正生まれが抱いていた(異常なまでの)ミャークー(宮古出身者)嫌いを受継ぐ最後の世代。だから下地ミキオさんはこの世代にあまり人気がない。

・昭和41年(1966年)に沖縄でも健康保険の加入が始まり、昭和45年(1970)年にはほどんどの住民が加入した。実はその恩恵を最も受けた世代。セーフティーネットの効力を最も体験した世代だから、本音では自民党のファンが多い。

・だがしかし「いまは経済が大変だから自民党政権のほうがいい」と唱えながら旧革新勢力に投票するパターンがとにかく多かった。ちなみに「なぜ革新に投票するのか」と聞くと、「自民党が悪さしないようにさー」と普通に答える。

・旧革新勢力のファンは多くても、共産党に嫌悪感を示す人は意外に多い。

・沖縄タイムスや琉球新報は「昔を懐かしむため」と「おくやみ欄」を読むために購読している。

・アメリカ世の時代は女性の地位が戦前にくらべて桁違いにあがったため、オバーたち話を聞くとこの時代はよかったと答えるケースが多い。

・アルコールの摂取よりも、炭酸飲料(コーラ)および缶コーヒーの飲みすぎで体を壊した人が目立つ。

・実はこの世代になって初めて”ユタ”に対して否定的な意見を持つ人が多数を占めるようになった。そのかわり”代替医療”が大好き。ユタ買いの代りにサプリメントを購入・摂取して、肝臓と腎臓をやられたケースが後を絶たず。

・ウコン、アガリクス、ブルーベリー、コラーゲン等のサプリ関連の知識にやたらと詳しい。そしてネイチャーメイドが大好き。健康サプリにはまるパターンは”オバ~これ飲んだら利くよ~”と知り合いから勧められるケースが多い。

・健康維持のためデイサービスなどで筋トレに励み、運動後に甘いお菓子をおいしそうに食べるのがデフォルト。そしてテレビの健康番組とテレショップは欠かさず見る。もちろんお菓子を食べながら。

・最近県内でもネパール人の労働者を見かけるようになったが、東南アジア系あるいはネパール人をまとめて”フィリピナー(フィリピン人)”と呼ぶ。

・現存するオバー系食堂にいくと、いまだにお米の炊き方がヤバいところがある。お米に関しては当たり外れがとにかく多い。

・ちょっとした通りならフユーして(めんどくさがって)横断歩道を渡らない。しかも本土に旅行したときもそれをやらかすので、この点だけはキツく注意したことがある。