ハニートラップがなくても朝鮮労働党と“お友達”だった沖縄の知識人たち

9月13日付の文春オンラインで「前原誠司民進党代表と北朝鮮美女“親密写真”を入手」の Web 記事が掲載され、14日現在のネット上では大騒ぎになっています。本当に“親密”になっているのかは気になるとして、ブログ主が思ったことは、我が沖縄県には別にハニートラップを仕掛けなくても朝鮮労働党と“お友達”になった人たちがいたな……ということです。

ブログ主の知り合いにかつての軍雇用員で、全軍労(全駐留軍労働組合沖縄地区本部)に加入していた人がいます。彼から組合活動の闇の話を聞かせてもらいましたが、裏が取れていないのでそれらの話をブログ上でアップすることはできません。だがしかし、下記に掲載の文章から沖縄の親北知識人の正体をある程度把握することはできると思います。是非ご参照ください。

ところがこれが韓国だけの問題ではないから始末がわるい。じつは日本でも主体思想を推戴している人びとがいるのだ。それがいま米軍基地問題で揺れている沖縄にもっとも多いことが問題だ。

たとえば、1996年に行われた沖縄県民投票の推進協議会議長を務め、97年3月には沖縄からの学者交流訪米事業団の一員だった佐久川政一沖縄大学教授(当時)である。彼は、『現代と未来をきりひらくチュチェ思想』などの著作もある。主体思想の日本の権威だ。もちろん大田昌秀沖縄県知事(当時)も、この影響を強く受けている。

他でも触れるが、沖縄は中国、朝鮮半島と並んで、転換期のアジアのもう1つの軸になる場所である。そこで北朝鮮の“国教”である主体思想がある種の力を持っており、北朝鮮有事に備える米軍兵力を撤退させようとしているのは、見逃せない事実だろう。

アジア諸地域のつながり方は単一ではなく、相互に反射しながら複雑なフィードバックが起きている。そして、その中心部はやはり日本なのである。

ただ、こうした人びとによって沖縄の基地撤廃運動や、甚だしくは沖縄独立論が言われても、肝心の沖縄の一般大衆は非常に健全である。沖縄にとっても米軍基地が必要だということを、一般の人たちこそがよく知っている。独立論に対しても「独立したらどうやって生活してゆくのか」「米軍基地雇用者の職を身勝手に奪うな」とリアルな認識を持っているのだ。

逆に、生活の根拠を持たない知識人のほうが、思想や運動に丸め込まれやすいといえよう。基地反対の一坪反戦地主運動でも、大方は本土の不在地主で、その中心は知識人と言われる人びとであることは周知の事実だ。(アジア大転換と日本 長谷川慶太郎著 1997年刊行)

 北朝鮮の工作船が、2001年12月22日に東シナ海で海上保安庁の巡視船との銃撃戦のすえ、自沈した。日本政府とマスコミは、北朝鮮の工作船とは断定せず「不審船」と報じた。だが、北朝鮮の工作員であることは間違いなかった。「不審船」発見当日から私は、「北朝鮮の工作船である」と次のようにコメントした。

「あれだけ逃げ回っていることを考えると、北朝鮮の工作船の可能性が高い。通常は工作員を上陸させるのは日本海だが、今の時期はしけで作業ができない上、新潟の不審船事件以来、警戒も強まっており、太平洋側に移動してきている。また(アメリカのアフガン攻撃で)沖縄で米軍関連の情報収集は彼らの最重点(作戦)のひとつでもあり、その目的があったのだろう。最近増えている覚せい剤の密輸の可能性も考えられるが、密輸であれば貨物船でもよい」(スポーツニッポン 2001年12月23日付)(金正日とビンラディン 重村智計著 2002年刊行)

ネット上ではもっとすごいネタがアップされているのですが、ここでは敢えて取り上げません。ただし主体思想の影響を受けた一部知識人が沖縄社会に影響力を持っていた事実は見過ごすことができないでしょう。このまま自然消滅してくれればよいのですがね。ちなみに知り合いの軍雇用員氏、全軍労の幹部に

「東洋のヒットラーである金正日になんで献金するば~」

と捨て台詞を吐いて組合活動から干されたそうです。(終わり)