少し前の話になりますが、沖縄市立図書館の郷土本コーナーに立ち寄った際、ついでにと言ってはなんですが八重島地区とパークアベニュー内にある大衆食堂ミッキーを訪れましたので、今回突撃グルメレポートとして記事にまとめました。
沖縄市八重島地区は戦後初めてと言っていいでしょうか、アメリカ軍人・軍属の歓楽街が建設された場所です。その後米軍人相手の歓楽街はBC通り(現在のパークアベニュー)や照屋黒人街、あるいは旧美里村吉原地区に赤線地帯が新設され結果として八重島は寂れてしまいます。現在は単なる住宅街ですが、当時の名残りを残す建物がまだ数件残っています。
大衆食堂ミッキーはいつごろから営業しているか残念ながら調べることが出来ませんでした(創業40年以上とか)。コザのグルメとしては超有名なスポットですが、よく考えるとブログ主が大衆食堂ミッキーに訪れたのは今回初めてかもしれません(コザでの食事はフィリピン料理店『ブンガロー』を利用するケースが多いから)。では初大衆食堂ミッキーの突撃レポートをご参照ください。
・コザ一番街からパルミラ通りを抜けて中央パークアベニューに移動すると、すぐ目の前に大衆食堂ミッキーがあります。
・店内です。メニューは壁に貼ってあり、AからGまで7ランクあります。全体的にたしかに安いメニューが多いのですが、今回は敢えてGランクのステーキ定食を注文しました。
・カウンター席です。奥でおばちゃんが調理をしています。店内はセルフが基本でウェイターはいません(常時いないのか、この日だけたまたまいなかったのか不明)。調理場のおばちゃんに直接声をかけてメニューを注文します。
・ステーキ定食です。大衆食堂らしい盛り付けで、味付けは全体的に濃い傾向があります。注目はサラダドレッシングで、EGGOのマヨネーズベースでケチャップを加えた戦後沖縄独特の味付けです。チャーリー多幸寿もこのサラダ・ドレッシングを使っていました。
・完食です。大衆食堂らしいボリュームあるステーキ定食(焼肉定食っぽい)でした。濃い味付けがいかにもって感じです。
・その後距離は離れていますが、八重島地区を散策しました。2017年現在も当時米軍相手の歓楽街の痕跡が残っていることにビックリしました。
いかがでしょうか。大衆食堂ミッキーにはマスコミにもよく取り上げられているようですが、ブログ主が訪れた時点では地元のお客様で賑わっていました。以前訪れた三角食堂もそうでしたが、地元住民の支持があってこそ何十年も食堂が営業ができるのかもしれません。つぎはAの「おかず(単なる野菜炒めです)」を注文しようとおもいつつ店を後にした次第であります(終わり)。