これまで、ちょっと重い話題ばかりを取りあげて来た当ブログですが、今回は「ウチナーとヤマトゥーの文化の違い」について調子に乗って考察します。大雑把に言うと、沖縄県民にはなじみも、本土出身者にはピンとこない “文化” をあれこれ考えてみました。
ただし、今回は清明祭とか旧正月とかハーリーなどのメジャーどころではなく、少年・少女時代から生活に密着した “慣習の違い” に着目しました。本土出身の読者の皆さんは、下記の項目にどれだけ共感できるか考えてみるのもいいかもしれません。
※ブログ主判断でレベルの高い文化は “上級認定” しておきます。
1.「食べる」ためにセミをつかまえたことがある(上級)。
2.子ヤギを見ると、反射的に「うまそう」と思ってしまう(上級)。
3.あかばなー(ハイビスカス)をむしって蜜を味わうためちゅーちゅーしたことある。なお、アリは気にしない模様(上級)。
4.弁当屋の “じゅーしー・おにぎり” を食べるのをいまだに躊躇する。
5.不意に頭を柱にぶつけると “あがー” と叫ぶ。
6.コンマーされた経験がある。
7.ホリデーマーガリンの旨さを熟知している。
8.ぜんざいは冷たいものだと思っている。
9.成人するまでに、ルートビアを100リットルは飲んでいる。
10.あんだんすー(油みそ)でご飯を食べるとき、無意識にスーチカー(三枚肉)ばっかり選んでしまうため、親にたっくるされたことがある(上級)。
11.ムーチーの季節になると、ついうっかり作り過ぎるため、2週間食べ続ける羽目になる。
12.ハブは見たことないが、意外にもマングースは見たことある。
13.最近はやりの “うちなーぐち” には愛着はない。なお、方言は好んで使う。
14.「部落」という言葉にマイナスイメージを抱かない。
15.猫も杓子も石敢當。なお、シーサーにはあまりこだわらない。
16.「ゴーヤー」「コーラー」「アメリカー」
17.やーるー(やもり)が鳴いても気にしない。むしろ「ゴキブリ食べてくれるから上等さー」と縁起物扱いする(上級)。
18.とーびーらー(ゴキブリ)は茶色がデフォルト。
19.刺身を食べるときに、ご飯の上に醤油をつけた刺身を乗せて、ご飯と一緒に食べる(上級)。