【緊急投稿】ゲレンの考察

唐突ではありますが、今回は “ゲレン” という沖縄方言について考察します。参考までにネット検索すると “馬鹿” と解釈しているケースが多々見受けられますが、同じく馬鹿を意味する “フラー” とは大分ニュアンスが異なります。

ちなみに日本語には “外連(けれん)” という単語があり、ごまかしやはったりを利かせたという意味になりますが、沖縄における “ゲレン” は「常軌を逸した」の意味で用いられるケースが多いです。接尾辞の “むにー(~言)” を付けると分かりやすいので、両者の違いをブログ主なりに説明すると、

・ふらーむにー(ふりむにーとも言う)は「戯言(たわごと)」

・げれんむにーは「狂言」、ここでは常軌を逸した言動のこと。

となり、大雑把に分類すると、フラーは「常識の範囲内」になりますが、ゲレンは「常識外(狂った)」の意味を含みます。つまり、

ゲレン>(常識の壁)>フラー

と解しても誤りではありません。つまりフラーは社会に許容される範囲での “戯れ” ですが、ゲレンは許容できないレベルの言動なのです。

参考までにゲレンの実例を2~3紹介しますので、読者の皆さん、是非ご参照ください。

令和02年05月25日付 Twitter (削除済)

我が沖縄には、Twitter 上での一般人とのやり取りで “すみ?” と恫喝する政治家が実在します(すみは「やんのか!」「You fight me!」の意で解釈できます)。そしてこの政治家は3日後に意味不明の弁明を試みます。

令和03年05月05日付 Twitter (削除済)

新型コロナウィルスで県民に対して行動自粛を要請しつつ、自分たちはBBQを楽しみ、なおかつ「山の神」という発言で顰蹙を買った政治家がいます(2年連続2度目の大炎上)。ちなみに、この後の記者会見で記者たちに舐めた態度で接したため、マスコミからも顰蹙を買う事態になります。

令和04年05月25日(有識者会議)

既報ですが、会議冒頭で「ゼレンスキーです」と軽口を飛ばして顰蹙を買った政治家がいます(3年連続3度目の大炎上)

令和04年07月03日Twitter(一部削除)

先月28日にコロナ陽性騒動を起こした政治家が、今度はツイッターでやらかします(約1カ月ぶり4度目の絶賛炎上中)

今回ブログ主が紹介した実例によって、読者のみなさんも “ゲレン” の意味が理解できたかと思われますが、ここで衝撃の事実が浮かび上がってきます。それはつまり、

我が沖縄ではゲレンムニーを連発しても知事職が務まる(らしい)

という他府県の人たちにはあまり知られたくない結論で今回の記事を〆ます。