これまで4回に分けて掲載してきた『続・沖縄の証言 変転10年を刻む – 暴力団抗争』のまとめページを作成しました。ブログ主がこの記事に非常な興味を抱いたのは、アメリカ世時代の沖縄タイムスは暴力団関連にはあまり力を入れてなかった印象があるからです。
単にブログ主の調査が不足しているだけかもしれませんが、少なくとも第一次から第三次の暴力団抗争(1962~1967)では質・量ともに琉球新報の記事のほうが(圧倒的に)上です。多和田真山殺害事件(昭和57年10月9日)と第六次沖縄抗争(平成元年10月以降)あたりから沖縄タイムスでも詳細な記事を提供するようになります。
第四次沖縄抗争(昭和49年9月~昭和56年7月)はすこしややこしい流れになってますので、試しにブログ主が図解してみました。参考にしたのが比嘉清哲著『犯罪実録物語 沖縄警察50年の流れ』の193㌻の関連図です。
第四次抗争の最大の特徴は何と言っても”山口組の登場”に尽きます。そしてそのことが上原組を破滅に導いた最大原因になるのですが、此の件については後日言及します。この抗争のダイジェスト版である沖縄タイムス記事のリンクを貼り付けておきますので、沖縄ヤクザ関連のネタ好きな読者のみなさん、ぜひご参照ください。