夏の甲子園大会4日目の第3試合で我が沖縄代表の沖縄尚学高校が、センバツ準優勝チームの千葉県代表習志野高校と対戦します。ブログ主はこの話に狂喜乱舞(2年ぶり2度目)し、本日の対戦を心待ちにした次第であります。
今回は、現時点で入手できる情報を基に、ブログ主独断で観戦ガイドを作成しました。野球好きの読者のみなさん、是非ご参照ください。
オッズをつけると7-6で習志野有利
ブログ主は沖尚の試合を3試合ほど現地観戦しました(南部工、沖水、美来工科との試合)。それゆえに大雑把ではありますが、現チームの戦力は把握できましたし、県代表として申し分ない力量があると断言できます。
だがしかし、習志野有利のオッズをつけた理由が投手力の差で、その理由は以下参照ください。
ブログ主が知るかぎり、2015年以降の代表校で今年の沖縄尚学の投手力が一番不安定で、とくにエースの出来の差がありすぎます。ただし仲村渠くんは3回戦の沖水との試合で神投球をみせてくれましたので、甲子園でも頑張ってくれるだろうと一抹の期待はあります。
これだけ投手陣の出来に差があると、習志野が圧倒的優位と言いたいところですが、沖尚にも十分勝つチャンスはあります。それは下図をご参照ください。
これは夏の大会のイニングごとのデータをまとめてみたのですが(習志野はセンバツデータも併記)、このデータから夏の県予選を両チームがどのように戦ってきたかをある程度判断することができます。つまり、
・習志野は打線のつながりはあるも、爆発力に欠け、投手もそこそこ失点する。
・沖尚は、打線のつながり、破壊力ともに申し分なしも、明らかに投手力に不安がある。
ことが分かります。習志野の打線の破壊力のなさと、沖尚の投手陣の不安定さが如実に現れた結果となりました。習志野打線の破壊力の弱さが際立ちますので、これなら沖尚投手陣でも3~4点で抑えることができるかもと考えています。
沖尚は打線に関しては間違いなく今大会でもトップクラスであり、習志野の強力投手陣にも十分対抗できる力量があります。地方大会で、宮城大弥投手(興南)から8点をもぎ取ったのも納得の数値です。だから個人的に習志野やや有利と考えているのです。
沖尚が勝つなら7-4のスコア
ブログ主は沖縄県民ですので、当然沖尚勝利を願ってますが、データ上からはやや習志野有利と判断しました。だがしかしこれなら沖尚にも十分勝つチャンスありです。ブログ主が想定しているスコアは7-4で沖尚の勝利です。ビッグイニングをつくる能力は沖尚の方が圧倒的に上ですから、十分可能性はあります。
ちなみに習志野が勝つ場合は5-1あるいは6-2あたりになるでしょう。習志野が序盤に小刻みに加点し、5回までに4点差をつけて逃げ切る展開が最有力です。
まもなく試合が始まりますが、簡単な観戦ガイドを作成しました。沖尚が見事勝利をすること、それ以上に両チームが素晴らしい試合を見せてくれることを祈りつつ、今回の記事を終えます。