新年早々、お笑いコンビの村本大輔氏(37)が、「朝まで生テレビ元日スペシャル」でやらかしたニュースがネット上で話題になっています。詳細は平成30(2018)年1月1日の産経ニュース、あるいはHUFFPOST 等に報じられ、YouTube にも動画がアップされていました。
産経ニュース ウーマンラッシュアワーの村本大輔氏、テレ朝の「朝生」に出演 – 「侵略されたら降参する」「沖縄はもともと中国から取ったんでしょ」
http://www.sankei.com/politics/news/180101/plt1801010018-n1.html
HUFFPOST ウーマン村本、尖閣諸島を中国に「明け渡す」と発言して物議
http://www.huffingtonpost.jp/2018/01/01/muramoto_a_23320832/
彼の歴史認識には興味はありませんが、ブログ主が『新年の辞』で記載した通り、コンテンツの共有スピードが物凄く、案の定ネット上で大炎上しています。ハッキリ言えば「言いたい放題=善」と考える公人は社会にとって有害そのものです。
村本氏の功績は、非武装中立論の欠点を見事なまでに説明していることです。欠点は無知を地上波でさらけ出して、そして本音では反省をしていないことです。かつて小田実氏が、「今や、天(あま)が下、正しきものなし。何をしてもよろしい。何をしても許される。それが自由だ!(昭和54年3月10日毎日新聞夕刊にて)」と主張したことを思い出しましたが、村本氏はその言論版と言ってもいいかもしれません。
彼のTwitter を除いても今回の炎上事態に懲りた様子はありませんし(「もともと中国から取ったんでしょ」の発言は言い訳をしています)、コンテンツの共有の恐ろしさを理解していない公人はいつか社会から強烈なしっぺ返しを食らうこと間違いありません。村本氏に限らずこんなタイプの人間には関わってはいけないなと思いつつ、今回の記事を終えます。
【関連リンク】
「朝生の沖縄は中国から取った、発言を反省し(中略)」と記載も、反省している様子には見えない本日の村本氏のツイートと画面キャプチャ。そして案の定絶賛炎上中。