本日(12月5日)の琉球新報27面に、沖縄県庁職員が児童買春の疑いで逮捕されたと報じられました。全文を掲載しますのでご参照ください。
県職員64歳男逮捕 宜野湾署 児童買春疑いも否認
宜野湾署は4日、18歳に満たないと知りながら女子高校生を買春したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の容疑で糸満市潮平の県庁職員A容疑者(64)を逮捕した。A容疑者は、金を払ってわいせつな行為をしたことは認めているが「18歳未満とは知らなかった。みだらな行為はしていない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は9月24日、那覇市内のホテルで、沖縄本島在住の女子高校生(16)に対し、18歳未満と知りながら児童買春した疑い。
宜野湾署によると、県警の警察官がインターネット上の出会い系サイトなどを監視している際に少女の書き込みを見つけ、直接面会して調べている中でA容疑者の関与が浮上したという。
容疑者の名前は伏せますが、正直なところ実に破廉恥極まりない事件を起こしやがったと、たしかに沖縄県民は140万人いますから極少数のおバカはいるでしょうが、それにしてもね・・・としか言いようがありません。ちなみに先月28日に沖縄県議会は11月19日に発生した米海兵隊の事件に対して抗議決議を行っていますから、今回の案件も「県民の生命・財産を守る立場から」沖縄県庁に対して何らかの抗議決議を採択しないといけません。
ちなみに文面はブログ主が考えましたので、読者の皆さん是非ご参照ください(終わり)。
沖縄県庁職員による児童買春の疑いで逮捕された事件に関する抗議決議
去る12月4日、宜野湾署は沖縄本島在住の女子高生(16)に対し、18歳未満と知りながら児童買春を行った疑いで沖縄県庁職員を逮捕した。
同職員の逮捕容疑は、出会い系サイトで女子高生と出会い、9月24日に那覇市内のホテルでみだらな行為を行ったという言語道断の破廉恥な内容である。これまで沖縄県庁を初めとした公務員等の不祥事が起こるたびに再発防止に関する取り組みを行うよう勧告してきた次第であるが、それにもかかわらず、沖縄県庁の職員によって遺憾極まりない事件が発生したことは、怒りを禁じえない。
特に今回、容疑者においては女子高生が未成年であることを知りながらみだらな行為に及んだ(容疑者は容疑を否認)ことは、公務員組織等による綱紀粛正や再発防止の取り組みは、もはや機能していないと言わざるを得ず、県議会としても十分調査をするとともに、沖縄県庁に対してはこのような不祥事が再び起こることがないよう毅然とした態度で臨まざるを得ないことは言うまでもない。
よって、本県議会は、県民の安全を守る立場から、今回の事件に対して厳重に抗議するとともに、下記の事項が速やかに実現されることを強く要求する。
1 被害者女性に対する精神面等のアフターケアを速やかに行うこと。
2 今回の不祥事に対して、行政の長及び直属の上司の更迭を図ること。
3 民間の第三者機関による特別対策協議会を設置して、公務員らの不祥事の再発防止を図ること。
4 公務員の不祥事に対する罰則を強化すること。
上記のとおり決議する。
平成29年12月5日 沖縄県議会
【関連リンクサイト】
平成29年第6回議会(定例会)で可決された意見書・決議(11月28日議決分)
http://www.pref.okinawa.jp/site/gikai/documents/insyuuntennkougiketugi.pdf