今月6日、現存する沖縄最古の映画館である「首里劇場」が閉館する旨のニュースが沖縄タイムスで報じられていました。首里劇場は昭和25年(1950)から営業を開始している別格的な歴史的建造物ですが、よくよく考えるとブログ主は首里劇場には一度も足を運んだことがありません。
現存する古い建造物はこまめにチェックする必要性を痛感したブログ主ですが、これを機に不定期ではありますが、我が沖縄における古い建造物(有休施設を含む)を調査・当ブログでアップしますので、読者の皆さん、是非お楽しみください。
記念すべき初回は、那覇市辻の波の上緑地に現存する「復帰前から営業しているラブホ」を紹介します。その名は “ホテル・モダン” で、沖縄県立図書館に現存する昭和46年(1971)のゼンリン地図でもその存在が確認できます。
・試しに昭和46年のゼンリン地図をアップします。
・令和03年(2021)のゼンリン地図(同地区)も併せてご参照下さい。
・6月某日、ブログ主は渦中の “ホテル・モダン” へ潜入調査を決行します。
・今回はショートステイ(税込2000円)を選択し、渦中のホテルに潜入しました。
・電気がついているので、おそらく営業している(だろう)と見做して潜入します。
・ドアを開けると自動的にチャイムがなり、管理人(女性)とやり取り後、料金を前払いして部屋に入ります。参考までににチャイム1回目で管理人さんは出てこないので、2~3回チャイムを鳴らす必要があります。
・ちなみに今回は2階の5号室を案内されました。
・5号室です。昭和感がじわじわきます。
・5号室に潜入します。6畳程度の小さな間取りですが、清潔感あふれるレイアウトは意外でした(部屋が薄暗いので一部焦点が合わない状態での撮影になってしまった件)。
・トイレ&バスをチェックすると、嫌でも昭和を実感できます(ボディーソープとして固形石鹸が置かれているのは笑った)。
・今回の潜入で一番衝撃的だったのが10年ぶりに “3G” の表示を見てしまった件。室内の通信環境の悪さに昭和を実感せざるをえませんでした。
・オンデマンド・サービスを提供しているのは意外でした。
いかがでしょうか。難点は駐車場が常備されていないことでしょうか(ちなみにブログ主は離れにある格安駐車場を使いました)。
一通りチェックを終えて、時間が少しだけ余ったので適度に休息をとりつつ、
スッキリした気分
で潜入調査を終えて帰宅したブログ主であります(終わり)。