またひとつ “昭和の灯” が消えるんだなと痛感した日

令和05年10月7日付沖縄タイムス26面によると、「首里の人気食堂 閉店へ」と題して、今月30日に「あやぐ食堂」が閉店する旨の記事が掲載されていました。記事内に「那覇市保健所によると、2023年4~8月の食品営業許可施設の廃業件数は867件となっている。長期化する物価高が影響しているとみられるが、詳細は把握できていない。」とあり、県内の飲食業の置かれた状況は極めて厳しいものがあると推測できます。

そんな中、今月にはいってまた残念なニュースが飛び込んできました。沖縄市胡屋の「喫茶&スナック リベラル」が今月20日で閉店すると聞いたので、ブログ主は真相を確かめるべく現地を訪れてみました(来店日は10月4日)。B級グルメ好きな読者の皆様、是非ご参照ください。

・(宜野湾民なので)個人的に普段はなかなか訪れない場所に、「喫茶&スナック リベラル」があります。

・レンガ造りの外装やフォントがいかにも「昭和」って雰囲気を醸し出しています。

・残念ながら、目立つ場所に「閉店のお知らせ」の貼り紙が掲げられていました。

・いかにも昭和感溢れる店内レイアウトが哀愁を誘います。そしてある時期まで「絶対マシン置いていたな」とツッコミを入れそうになったのは内緒でお願いします。

・この手のシャンデリアは現代ではおそらく製造されていないかと思われます。

・メニュー表です。ブログ主が知る限り、現代の沖縄で「手書き」は国際通りの「インシャラー」ぐらいなので、ついうっかり「これほしい」とリクエストしそうになりました。

・そして、昭和の喫茶店の雰囲気に絶妙にマッチしたお約束の “りうきうスタイル” でランチ到着を待ちます。

・ちなみに今回は「リベラルランチ」を注文しました。

なお、メニュー表のイラストに忠実な盛り付けにちょっと感動したブログ主であります。

・あとは時間をかけて一品づつ、お上品に食べ進めていきます。

・メインのハンバーグは思っていた以上に美味かったです。

・なお、昭和と令和の違いは(当ブログで何度も言及していますが)白米の焚き方です。こればっかりは令和のほうが圧倒的にレベル高いです。

・食後のアイスコーヒーです。サイフォン式で淹れたのか、ダッチコーヒーかちょっと判断付かなかったです。

・電子決済が主流の今日、この手の「お会計票」をまだ取り扱っている業者があるんだなと実感しました。

・時間をかけて完食しました。もちろん “しに美味かった” です。

・いかがでしょうか。時代の流れとは言え、またひとつ “昭和の灯” が消えるんだなと痛感して、喫茶店を後にしたブログ主であります(終わり)