個人への配慮が足りませんでした(棒)

今月11日付沖縄タイムス26面に “「あなたのまわりの森発言」募集 / タイムス社” と題して、幅広く意見を募集する記事が掲載されていましたが、即ネット上で炎上騒ぎとなり、同社は公式 Twitter で謝罪する顛末となりました。

ちなみにアンケートそのものは継続されていて、「あなたのまわりの森発言」を募集 国際女性デーでのリンクはすでにアクセス不可で、代わりに「あなたのまわりの性別に対する差別」沖縄タイムスアンケートに題字が変更されています。ブログ主の解答はあとから紹介することにして、今回のタイムスのやらかしに対するブログ主の所感を纏めてみましたので、読者のみなさん、是非ご参照ください。

参考までに2月11日付沖縄タイムス26面に掲載された記事を貼り付けします(消したら増える)。

今回の案件で最初に気付いたのは、同月12日、13日および14日の新聞紙上においてネット上での炎上騒ぎにはまったく触れていないことです。ちなみに公式 Twitter の謝罪文を書き写してみると

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を巡り、2月10日から意見を募集した件について、記事と募集フォームのタイトルで「#あなたのまわりの森発言」としたことは、個人への配慮が足りませんでした。(続く)

森会長の発言を通して、性別にとらわれず、「あなた」らしい生き方ができる社会を目指すために、みなで社会の課題を考えたいと呼び掛けた募集でしたが、表現に不適切な部分がありました。(以下つづく)

募集を呼び掛けたツイートと記事は2月11日削除しました。説明が本日12日にとなったことについても重ねておわび申し上げます。(2021年2月12日午後03:04)

とあり、”表現に不適切な部分がありました” とはっきりと非を認めています。にもかかわらず新聞紙上で謝罪文を掲載していません。すなわち

よほど購読者に知られたくなかったんだな

と企業防衛に全振りした沖縄タイムスの営利体質に改めて驚嘆した次第であります。

そんな会社の空気を読まずに表現に不適切な部分がある投稿を連発している沖縄タイムス記者がいることも付け加えておきます。

つぎに「#あなたのまわりの森発言」の企画は、女性の社会参加や地位向上に関する幅広い意見の収集が目的ですが、今回のやらかしで結果的に沖縄タイムス編集局の力量に疑問符が付くことなりました。ちなみに同社編集局長は与那嶺一枝さんですが、つまり

女性の社会参加や地位向上の意見を募集しながら、自社の女性編集局長の力不足を全国に曝してしまった

ことになり、そこまでして自虐ネタを発する必要はないのではと突っ込みたくなったブログ主であります。

最後にアンケートに対するブログ主の解答を貼り付けて今回の記事を終えます。